最高の雰囲気だったのに・・・

今日の埼玉スタジアムでの浦和レッズ対鹿島アントラーズ

観客動員数は51674人と5万人を超えた！

浦和レッズの埼玉スタジアムでの試合は5月18日のFCソウル戦ぶりで、かなり久しぶりのスタジアムでの観戦だった






スタジアムのサポーターの多さ、そして声量、とても最高な雰囲気で、こんなに大勢の熱いサポーターと共に浦和レッズを応援できることにうれしさを感じた

2位3位対決ということもあり、また、隣の県ということで鹿島サポーターもたくさん埼玉スタジアムに来ていた

選手紹介の時の興梠へのブーイングはすごかった（笑）








今日はコレオグラフィもゴール裏でやっていて、スタジアムは戦闘態勢という感じだった

選手入場時にはバックスタンドの人も立ち上がってタオルマフラーを掲げていて、この試合にかけるサポーターの思いも伝わってきて、自分自身も戦闘態勢に入った

今日の浦和は少し気が抜けていた感じがした

前半のはじめに鹿島にペースをもっていかれ、それをしのいでその後浦和の時間もあったけど、前半の最後は鹿島のペースで終わった

前半は鹿島のシュートがポストに２回当たるなど、鹿島のパスミスやシュートミスに救われている部分が多かった気がした

ハーフタイムに浦和が修正することを期待したけれど、後半開始後も鹿島のペースだった

後半の初めは浦和の自らのパスミスでペースを鹿島に持っていかれていて、集中が足りないと感じた

そして、宇賀神のパスミスからカウンターを受け失点

この上位対決で、1点を争う試合なのにもかかわらず、あまりにも軽率なパスミス、失点

それまでも、浦和はなかなか相手を崩せていなかっただけに、大きな失点になった

その後両サイドの梅崎と宇賀神に替えて、駒井と関根を投入

そして李忠成に替えてズラタン

ズラタンを投入してからは前線でためを作ることができるようになり、攻撃の起点ができてシュートまでいくシーンが増えたように感じた

ズラタン投入前まで、鹿島のディフェンスはうまく守っていて、最後のところをやらせない守備をしていたから、浦和の横のパス回しにもあまり動揺していなかったように思えた

ズラタン投入後からは、ズラタンのためにディフェンダーが食いついて、スペースができるような展開ができてよくなったと思った

途中武藤の惜しいシュートや駒井の惜しいループシュートなど惜しいシーンがあったけれど、決定的なものは生まれなかった

そして後半の終盤に、駒井がペナルティーエリア内で相手を倒してしまい、PKを決められ万事休す

浦和にはパワープレーという能がないため、負けはほぼ確定

その後もパスを回しながら崩そうとするも、守りを固める相手を崩すことはできずタイムエンド

5万人以上の観客が集まったのに、まさかの完敗

浦和としては非常に残念な試合になってしまった

やっぱり、鹿島は相手のペースを乱すのがうまいなと思った

ファールになったら必ずリスタートを妨害するし、選手交代もかなりの時間をかけてするし、徹底してるなと思った

何試合も鹿島との試合を見てきたけど、自分の鹿島のイメージは勝つためなら手段を選ばない

勝つという目標に向かってあらゆる手を使って突き進むというイメージ

こういう精神は多くのタイトルを積み上げるためには必要なことなのかもしれない

今日の浦和はほとんど相手を崩すことができなかったと思う

前線の連携の強化、そしてセットプレーで得点できるように練習することが求められてくると思う

今シーズンたくさんコーナーキックのチャンスがあったのに1点も取れていない

セットプレーをしっかり活かすことができないと、苦しい試合、強い相手との試合に勝利することはできないと思う

今日の結果によって首位の川崎との勝ち点差は７

２位の鹿島との勝ち点差は６

厳しいように見えるが浦和はこの２チームより消化試合が２試合少ない

残りの試合すべてに勝てば鹿島との差はなくなり、川崎との差は１になる

川崎が勝ち点を落とさなければ１ｓｔステージのタイトルは取れないが、残りの５試合全力で戦って浦和ができる最高の結果を残そう！

１ｓｔステージがすべてではないけど、取れるタイトルは全部ほしい

それが自分の考えだから、今はなにがなんでも１ｓｔステージのタイトルを取るために全力を注いでほしい

その先に年間優勝が待っているから

今日の敗戦は残念だったけど、切り替えて次のアウェーガンバ戦に向かってほしい

まだあるぞ！浦和レッズ！