一歩届かず

今シーズンラストマッチ

勝ってシャーレを掲げるはずだった






チャンピオンシップ決勝のファーストレグ、浦和レッズはアウェーで1-0で勝利した




今日の試合、仮に0-1で浦和レッズが負けたとしても年間勝ち点で相手を上回るため勝ちとなった




そのため鹿島はもともと2点取らなければ負ける状況だった




今日の試合浦和の興梠が先制点を決め、2戦トータル2-0となった




喜びと共に、この瞬間年間勝ち点で上回っているというアドバンテージの効力が消えた




なぜなら、この状況から鹿島が追いつくには2点取るしかなく、鹿島が2点取るとアウェーゴールにより鹿島のほうが優位になってしまうためだ




要するに『アウェーゴール＞年間勝ち点15差』という状況が完成する
（勝ち点15差をつけるには相手より5試合多く勝たなければならない）




興梠が決めたときは純粋にうれしかったけど、状況がほとんど変わっていないということに気が付き浦和レッズは2点目を取らなければ安心できない状況だった





前半の終盤に失点、後半にPKから失点





最悪の状況になってしまった






そして、浦和レッズのパワープレーも点にはつながらず試合終了






浦和レッズは年間勝ち点で15下回る鹿島アントラーズにアウェーゴールの差で敗れ、優勝を持っていかれてしまった

一発勝負のチャンピオンシップ、失うリスクを負う者（浦和）と失うもののない者（鹿島）





そのリスクを緩和させるためのアドバンテージの効力がアウェーゴールよりも弱い





ルールに泣いた今シーズン








とまぁ、ここまでは書きたい放題書いたけど、浦和レッズが勝負弱いのも事実






今シーズンの浦和が年間勝ち点をここまで積み上げられたのは、チャンピオンシップが全てのレギュレーションだったから、リーグ戦ではそんなにプレッシャーを感じることがなかったのかもしれない






来シーズンからまた1シーズン制に戻るけど、ここで何としても優勝するために、勝負弱さを払しょくする必要がある







来シーズンに向けて、今シーズンのいいところ悪いところを反省しさらなる強い浦和を期待したい